アレックスさんの散歩道に小学校があります。
ランドセルは自由らしく、さまざまな色を見かけます。
ネイビー&ホワイトのボーダーに赤いカーゴパンツ+カーキのランドセルの男の子は長髪でグッドルッキング!
このコーディネートはお母様のセンスですよね♪。
女の子はピンクと赤が圧倒的ですが、ひとり水色のランドセルの子が。
この子を見るたびに飼い主は自分のランドセルを思い出します。
小学校の入学のときに祖母から送られて来たランドセル。
ワクワクして包みを開けるとそこには当然赤いランドセルが・・。
6歳の飼い主は母に・・。
「赤はいや!!! 黒いランドセルがいい!!! 赤は女の子の色だから絶対にいや」
母「だってアレコギちゃんは女の子でしょ?」
「そうだけど、女の子の色はいやなの~~」
まあ、6歳児なので親に説得され泣く泣く赤いランドセルを背負って学校に通いました。
が、そこは自己主張の強かった飼い主・・。
「じゃあ、学習机の椅子は青にしてね」と交渉し、めでたく青い色の学習机&椅子を買ってもらいました。
さらに七五三のときも、祖母の家の居間で呉服屋さんが次々とピンクや赤い反物を広げる中
最後にひとつ水色のものを広げた途端「これにする!」と言ったらしい・・・。
で、着せてもらったとたん「こんなきついのいや、脱ぐ」と騒いだとか・・・。
ピアノのお稽古を拒否したり、着物を拒否したり、ピンク色の洋服は受け付けなかったり
大人になってからは夜中まで働く仕事を選んだり…・母の夢をことごとく打ち砕いてきた飼い主の人生です。
今の時代だったら、望み通りの水色のランドセルを背負えたのに・・と水色のランドセルの子を見るたびに
遠い遠い子供時代に思いを馳せる飼い主…立派な大人なのに・・。
そういえば、姪っ子1号の小学校の卒業文集に「生まれ変わったらなりたいもの」というコーナーがあり、
ほかの子は「イルカ」とか「鳥」とか書いている中、「男子」と大きな字で書いていた1号。
それを見たとき「さすが我が姪!!」と思わずにんまりした飼い主です・・。
1号、本当はね女の子の特権を活用したほうが楽な場合もあるけど、
それができない不器用なあなたを伯母は全面支持します。