伯母から、戦前に購入し戦火を生き延びた祖母のオールドノリタケのお皿をもらいました。
当時、祖父の赴任先の豊橋で大空襲にあったときに、
コレクションをすべて水を張ったお風呂に入れてから逃げたそうで、
金彩はところどころはがれてしまったものの、80年くらい前のものとは思えないくらいきれいです。
ちょっとモダンな感じで、スージー・クーパーのウエディングリングにも通じる雰囲気。
本当はセットであったけれど、ぶじだったのは、このシリーズではこれだけだったようです。
裏の刻印を見ると・・・。
英国か米国への輸出用の通称マルキマークの品物です。
祖母の娘4人も孫娘も、飼い主以外は誰も興味がないので、
飼い主宅にそのほかもろもろなシリーズとやってきました。
中にはこんなものも。
大正時代の江戸切子だそうです。
若かりし頃の祖母が使っていた食器を、孫の飼い主が使う・・。
祖母が亡くなって久しいですが、祖母の心が息づいている気がするので大切に使います。
そして、飼い主の集めた食器とともに・・・・
あれ!? 姪っ子二人が興味なかったら・・・・すべてはただの・・・ガラクタ???