旅の4日目は、フェリーに乗って桜島を目指しました。
父の故郷である鹿児島ですが、東京からはあまりに遠く、
夏休みに遊びに行ったのも3,4回あまり・・・。
おまけに父の育った枕崎(正確に言うと枕崎市内からも遠く、電車さえ通っていない金山という町)は、
鹿児島市内かなり離れているので、桜島に上陸するのは初体験。
穏やかな錦江湾から見る桜島は存在感たっぷり。
周遊のバスに揺られて桜島を一周しました。
見る角度によってかなりイメージの違う桜島。
近づくほどに雄々しさを増す野性的な岩肌、島に点在する溶岩を見るにつけ、
この島が生きているのだと実感。
太古の昔からずっと活動を続け、そして今も息をしている・・・そんな壮大な物語が感じとれました。
帰りのフェリーから見る夕日も美しかったです・・。
実はこの日、朝はホテルの露天風呂から桜島に登る御来光を眺め、
フェリーのデッキから山に沈む夕日を楽しみ、
さらに宿に帰ってからお風呂を楽しんでいると・・・・桜島から月が昇ってきました!
太陽と月と自然の競演を堪能した1日でもありました。
夕食は地元でも人気だという郷土料理の「我愛人(わかな)」で、
さつま揚げやカツオのたたきを味わい、大充実の鹿児島でした。