(こちらはコラージュです)
ポグバの去就より先に、イグアイン獲得が決定的になったようです。
ナポリとの不要な軋轢を避けてか、メディカルチェックをマドリードで行ったとか。
ちなみにこの病院はレアルの御用達で、モラタが先日レアルのチェックを受けたところ…
というところに違う方面からの憶測も…。
イグアインを9000万ユーロで獲得か?!
の一報を読んだ時には、正直飛ばしだろうと思っていました。
過ぎたマネーゲームには参加しない(できない?)、
いつものユーヴェのスタンスからはかけ離れていると思ったからです。
さらに収支のために“誰を売るのか?”というところでも、
それがポグバであり、レミナであり、ルガーニであり、ザザならば
あまり賛成したくないと感じましたし。
一方、市場に出ているアタッカンテの中では獲得できる最高物件ということから、
フロントの“本気”も感じていました。
でもまさか、本当に来るとは思っていなかったというのが正直なところ。
基本は、誰が去っても誰が来てもユーヴェを応援するのですが、
なんかこう“ときめかない、ワクワクしない”んです…。
ここ数年、第一候補を取り逃がし(出ししぶりのため)続けたユーヴェが見せた本気のメルカート。
その仕上げが28歳のイグアインっていうところが、
手近な優良物件を狙ったというところが、
どうもこじんまりして夢が無いように思えてしかたありません。
9000万ユーロを使うわりには…。
なぜこうも納得できないのだろう…と考えていて個人的に思ったこと。
一流の選手、カンピオーネと呼ばれるベテランは
プレーはもちろんその佇まいでも若手に影響を与えると思うのです。
ピルロがユーヴェにもたらした勝者のメンタリティ、
試合中ピンチのときにケディラやエブラがもたらす落ち着き、
苦しいときに光るマンジュキッチの献身。
そんなものがユーヴェを形づくり、
若手は彼らの背中を見て成長していく。
そういった、数字では測れない目に見えない宝物をイグアインはもたらすのか?
そこに確信が持てない気がするのです。
私が彼を知らないだけで、もしかしたら多くのものをもたらしてくれる存在になる──
そう願ってやみませんが。
公式発表までは何とも言えませんけれど…。