年の初めには、やはり富士山を拝みたい。
そんな思いから、本日から仕事だったにもかかわらず、
昨日は大山に行ってきました。
新宿から丹沢フリー切符を購入し、小田急線の伊勢原駅へ。
連日の登山だったので、今回はケーブルカーを利用しました。
ケーブルカー阿夫利神社駅を降りたら待っていたのは、抜けるような青空。
反対側には陽光を浴びてキラキラひかる海が広がっていました。
この時点でテンションはかなり上がってます。
阿夫利神社にお参りして、いざ出発。
いきなり急な階段が迎えてくれます。
階段の幅が狭いのと急なのと…結構怖かったです。
途中、ゴツゴツした岩や階段の多い登りが続き、初詣で阿夫利神社を訪れ勢いで山に登った風の若者が「もうだめ〜辛い」と嘆いてました…それも結構な数の…。
そんな中、大きな声で挨拶しながら軽装でスイスイと登っていく近くの中学の陸上部の子供たち。
若さが眩しかったです。
この日は日差しが強かったので、久し振りに汗をかきかき登ることに。
奥武蔵や奥多摩の杉林とは違い落葉樹が多いため、空が広く感じられます。
燦々と降り注ぐ日差しは眩しいくらいでした。
途中、くっきりとした富士山が現れ、思わず見とれてしばし休憩。
雪をかぶった富士の均整のとれた美しさは、比類なきものです。
その後は、左手に富士、右手に海、正面に青空を見ながらの登山。贅沢極まりない感じです。
90分ほど登ると山頂に。
阿夫利神社の奥の院があります。
お参りを済ませて、ランチタイム。
目の前の海と空を眺めながらのおにぎりは格別でした。
風もなく凪いだ海は、陽の光を浴びて輝き、江ノ島、三浦半島、房総半島、大島が見渡せました。
反対側には富士山、丹沢の山々、秩父連山が!
さらに雪を抱いた南アルプスも見ることができました。
山と海と空、自然の贈りものを思い切り享受し、素敵なひと時を存分に楽しみテンションはマックスに。
大山の開放感は、秩父や奥多摩にはないもの。
どちらがよいというのはもちろんないのですが、
魅力的だと思った次第です。
下りは見晴台を経由するコースを選択。
木で作られた階段が延々と続く1番苦手なタイプでした…。
膝が痛くならないように、ゆっくりゆっくり、正面の海と横浜の街並みに励まされながら歩きました。
見晴台から先は、緩やかな下りでちょっと安心。
長い階段を下ってもそれほど膝が痛くならなかったのは、少し進歩した証でしょうか?
コースタイムで阿夫利神社に帰還。
御朱印とお水をいただき、ケーブルカーで下山。
絶好の登山日和だったためか、見るもの全てが美しい最高な1日になった今回の大山。
次回は全て自分の足で登りたいものです。
距離はそんなにありませんが、獲得標高はそれなりにありました。
本日も楽しき山行でした。