9月に開幕したアジア初開催のワールドカップもいよいよ最終日。
イングランド✖️南アフリカのファイナルに行ってきました。
試合前から大盛り上がりの会場。
セミファイナルで前回王者のオールブラックス を倒したイングランドのファンの鼻息は特に荒かったような‥。
人数的にも優勢でした。
海外の方たちが結構な確率でしていたハチマキ。
必勝、根性、気合い、神風、特攻、日本と色々あったのですが、1番多かったのが「合格」。
そのハチマキが1番、従来の日本で需要がありますからね。
私は大好きなABを倒して決勝に進んだイングランドを応援できない矮小な人間なので、日本を倒した南アフリカを応援することに。
いよいよキックオフ!
硬い、固い、ハードです。
イングランドにミスが多く、南アフリカがコツコツとペナルティキックを決めていきます。
ニュージーランド戦の圧倒的強さから、イングランド優勢と思っていましたが、この日のイングランドは前回のニュージーランドのよう‥。
良いところを消され、全てが裏目裏目に出てしまう感じです。
セットピースでもミスが目立ちました。
南アフリカはこの人のキックも効いていました。
前回大会では初々しさ満載だったポラード、すっかり頼れる男になっていました。
ニュージーランドのハカの時、不敵な笑みを見せたイングランドのキャプテン、オーウェン ファレルもペナルティキックを決めて追いかける展開。
ちなみにこの人、サッカーのジェラードに似てると個人的に思いました。熱い魂のキャプテンというところもそっくり。
アームレスリングゲームというらしいのですが、お互い一歩も譲らない激しい攻防。
序盤から怪我人続出でした。
点差はひらかないものの、明らかに南アフリカが試合を支配している感じ。
周りのイングランド人、「スイング スウィート チャリオット」で応援です。
もうね、大合唱。
あ〜ワールドカップなんだなぁ、とちょっと感動。
前半を終了して、トライは一つもなし、ここにニュージーランドがいたらどうなっていたのだろうと思わずには入られませんでした。
後半になっても硬い戦いが進みますが、イングランドに徐々に疲れが出てきたのか、動きが重くなり、南アフリカがついにトライ!
それも立て続けに。
意気揚々と大合唱していたイングランド人、魂が抜けたような顔になっていました。
金髪王子という呼ばれ方をしているらしいデクラーク、全身筋肉、ゴムまりのように躍動してました。
9番の選手とは思えない激しいタックルを連発、どこにでも現れて相手のチャンスを摘むところは流石の一言。
そして、終了。
南アフリカ、3度目の優勝です。わ、ニュージーランド並ばれてしまった優勝回数で‥とあくまでもABのことを考えてしまう私でした。
ウェブ・エリス・カップを運んできたのはこの方。
大好きなリッチーマコウです。
ちなみにこの車を運転していたのは、我らがキャプテン、リーチマイケル だったとか。
自国のチームがワールドカップで優勝するってどんな気分なんだろう‥。
なでしこジャパンの例はありますが、男子はまだまだ長い道のりになりそうなので想像もできません。
楽しき日々をありがとうラグビー 。
日本がこんなに盛り上がるとは思いませんでした。
次はトップリーグ 。
キアランリードのトヨタをはじめ、多くの選手を見られるのも楽しみです。