神楽坂で取材があったのですが、1時間前に到着してしまい、
久しぶりに甘味処「紀の善」に入りました。
平日の夕方なのに満席。
さっそく白玉ぜんざいをいただきました。
白玉と言えば思い出すのは・・・・ボローニャでのこと・・。
今でも仲良しの日本人Sちゃんのお誕生日を当時のボローニャの我がアパルタメントで行いました。
二人とも料理とはどちらかというと無縁だっとそのころ。
二人で和食を一生懸命作って、クラスメイトをご招待。
デザートには、日本から送られてきた食材で白玉を作ったのですが・・・。
何しろ二人とも作ったことがあるわけがなく・・・作り方もゆで時間も間違って
ゴムのような恐ろしいものができあがり。
「これなに?」と訊かれて
「palla bianca」(その名の通り白い玉)と伝え・・・・。
それを食したスウェーデン人、スコットランド人、インド人、オランダ人全員の顔から笑みが消えました。
中には私たちに見つからないように、口に入れたものを出す人も!
(マナーにうるさい欧米人がそこまでするには・・・そうとうまずかったはずです・・・)
それ以来、家でパーティを開くというとみんなが「あの白い玉はもうでないよね?」と確認する始末。
日本のドルチェ(デザート)は超まずいとう偏見を植え付けたのでした・・・。
なんてことを思い出して・・・気がつくと主食もオーダー。食欲に火がついてしまいました・・。
鶏釜めし、美味しかったです。