日本のフェミニストの代表のように紹介されることの多い上野千鶴子女史。
その「女ぎらい」を読んでます。
副題はニッポンのミソジニー。
ミソジニーは「女性嫌悪」と訳されることが多いですが、男性にとっては「女性蔑視」
女性にとっては「自己嫌悪」の意味合いが強いと女子は説きます。
曰く
「女に生まれなくてよかった」と思わない男性はいない、
一方「女に生れて損をした」と思わない女性もいない。
つまりは、この世の中“男性社会”なんです、という誰でも感じているところを論理的に説いてくれます。
読み進むと「うんうん、そうそう! 男ってやつはまったくもってホモソーシャルな生き物だ」と
膝を打つ飼い主はは、一方で自分の中の女性性を茶化してしまう立派なミソジニーだなと・・・。
いくら男女平等といっても、日本の社会は働く女性に厳しいです。
そして、実は世渡り上手な男性が多いのもまぎれもない事実。
女性は社会的生き物になってからの日が浅いので、正義感を捨てられないというのもあるかも・・。
飼い主の周りは有能な女性が多く、一方小心者で取り繕うのがうまい男性が多い気が・・・。
でも、男同士って助け合うんですよね…変なところで・・。
なんてことを、深夜4時に飲んで帰ってきてつらつら思う相変わらずダメダメ生活の飼い主でした。