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domani sara' un giorno migliore

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追い風。

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(写真は今日のものではありません・・)

本日(昨日)のW杯予選の北朝鮮戦。

攻めているのに、ゴールポストに嫌われつづけ・・・もう終わりと思い始めたら
ロスタイムで吉田麻也のゴール。


なでしこといい、今の代表といい、
最近の日本人は最後まであきらめない強いメンタリティ持っていますよね。

何度も書いてますが、飼い主は日本人のくせしてアッズーリファンのため、
日本の試合は重要なものだけ見る感じですが、
そのつまみ食い的に見る飼い主の眼から見ても(偉そうですみません)
今の代表はすごくいいチームに感じます。

チームが有機的に動いているし、チームとしての意志がそこにある、カラーがきちんと見える・・。
個の力の底上げがされて、なおかつ全体がまとまっている、みたいな感じを受けます。

フィニッシュの精度はまだまだだけどね・・・。

今日は、ハーフナー・マイクや李忠成もいて、国籍について考えたりしました。
ハーフなーは100%オランダ人の血を引く日本で育った帰化人。
どっからどうみても平たい顔族にはみえません・・。
ヨーロッパ系の人の帰化って飼い主が思い出す限りでは代表では初めてでは?
(違っていたらすみません009.gif

最初のヨーロッパ人が、鎖国の時に唯一お付き合いがあったオランダ人というのも何かの縁を感じます。

そして、同じ日本生まれの在日3世でありながら、
日本国籍を選んだ李と北朝鮮国籍を選んだチョン・テセ。
二人の選択の重みみたいなものを感じずにはいられません。

サッカーは代理戦争だとか言われる部分がありますが、
その国の歴史を体現しているところもあります。

たとえば、アフリカに植民地を多く持っていたフランスの代表はそのほとんどがアフリカ系だったり
南米でもヨーロッパ人が多く移住したアルゼンチンは白人が多く、チリはインディオ系が多かったり
ブラジルは働き手として連れてこられたアフリカ系の血を引く肌の色の人が多いとか・・。

見ていると、世界の歴史を表しているようなところがあります。

ヨーロッパは二重国籍が許される国が多いので、アルゼンチン生まれのイタリア代表とか
ブラジル生まれのポルトガル代表なんていう人もいます。

日本人よりも国籍にこだわりがない気がします。

日本はやはり島国だから、純粋培養されている部分があり、
国籍にたいしてもかなり保守的な気が・・。

ほかの国籍を選択するというより、日本国籍を捨てる的な考え少しあるような感じを受けます。

なんてことを、つらつら考えながら見てました、今日の試合。

最後、劇的でしたね。
飼い主、吉田麻也選手のブログを愛読している通称マヤニスタです。
この人、文才があるし、サービス精神も旺盛なのでいつも笑わしていただいてます。

頻繁に、ウッチーが登場します、川島や槙野も、そしてチョン・テセも。

ヨーロッパでもまれている選手たちは、
日本人の心を持ちつつメンタル面も強くなっているのだなあと感慨深く思う飼い主でした。

追記
ラウール見たさにシャルケの試合を観戦する飼い主ですが、いかついドイツ人と一緒に並ぶと
ウッチーはまるで子供のようです。

「あれ? ひとり子供が混じってませんか?」っていうくらいほかの選手から浮いてます。
きゃしゃで可憐です。

でもそこが好きだったり・・・。
by alexcorgi | 2011-09-03 00:44 | カルチョ/スポルト