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旧古河邸。

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ちょっとお仕事の下見もあり、古河庭園に。

昔撮影で訪れたことがあったのですが、細部の記憶が思い出せないほど前・・・。

新鮮な気分で訪れることができました003.gif

駒込駅から本郷通りをずっと行くと、大きな門が見え、そこから先は…
まるでイギリスのカントリーサイドのよう。

それもそのはず設計は英国人のジョサイア・コンドル。
明治の時代に鹿鳴館などを設計し、東京芸大で西洋建築の基礎を日本人に教えた人です。

今年の初めにずっと読んでいた「桜井京介シリーズ」にもよく登場していた御仁です。

で、今回はその大学で学んでいた方と待ち合わせ。

タイミングよく「内部見学会」の時間だったので参加してみました。

あいにく内部は撮影禁止・・・。

大正時代に古河虎之助の邸宅として建てられた洋館は、
当時のままに補修を終えて一般公開されるようになったとのこと。

暖炉やシャンデリアは当時のままということですが、
繊細な細工に当時の職人さんの手仕事の技が光ってます。

一緒に行ったのが美術の専門家の方だったので、
ちょっとした美術うんちくも聴けて楽しいひとときに。

アールになった木に浮彫の装飾を施した額を見て
「すごく難しい技術なんですよ。高村光雲も真っ青かも」とか
「今、芸術家が作ろうとしても無理なくらい精巧」なのだとか・・・・。

100年弱経っているのに使われた楢の木は朽ちるどころか輝きを増していました。
贅の限りを尽くした装飾と素材は色あせることなく深みをまして、
「昔の人」のすごさをまざまざと見せつけられため息・・・。

1階はビリヤードルームやサンルーム、サロンなどと洋間ですが、
2階はそのほとんどが畳の部屋でした!

外からは計り知れない作りになってます。

階段を上がると大きなホールがあり、両側に重厚な扉が、
扉を開けると廊下のようなフローリングの部分があり、奥が和室になっています。

天井の高い和室はお寺のように静謐な空気が漂っていました。

バスルームをのぞくと、まるで五右衛門風呂のような立に長い大理石の浴槽が・・。

「え、猫足の浴槽じゃないの?」と疑問に思っていたら、
虎之助氏が、どうしても肩まで湯船につかりたいとこの形になったらしいです。

和洋折衷の粋を楽しんだ後は庭に。

レンガ造りの館とバラ園が秋の空に映えていました。

そして、洋風の庭園の先には、こちらにも和の世界が。
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なんと贅沢な風流人・・・またしてもうらやましくてため息が・・・。

秋の空の下、ちょっとした旅気分を味わいリフレッシュしました。
by alexcorgi | 2012-11-02 22:02 | おでかけ・お散歩 | Comments(0)