今回の旅の大きな鉄道移動は、日本からトレニタリアのサイトにアクセスして予約をしました。
日本でいうところの「早割」の割引率はかなり高く、
今回のヴェネツィア⇒ミラノ間も約半額の19ユーロでした。
プリントアウトも必要なく、iphoneに入れた画面を見せるだけという簡単さ。
トレニタリアも進化したものです。
(と、鉄道の正確性においてはほかの追随を許さない国からの上から目線です・・・)
ミラノ中央駅から地下鉄に乗って、ドゥーモの駅へ。
ドゥオーモでは日曜日の礼拝が厳かにおこなれていました。
響く賛美歌、ステンドグラスから漏れる光…幻想的だと思う光景は
イタリア人の日常なのだとあらためて思いしらされました。
お天気も良かったので、ドゥオーモの上へ昇ってみました。
青空に映えるゴシック建築です。
ガレリアを抜けて、スカラ座の前を通り「ポルディ・ペッツォーリ美術館」へ。
19世紀の貴族ジャコモ・プルディ・ペッツォーリのコレクションが邸宅に展示されています。
絵画はもちろん、彫刻、ガラス、陶器、宝石などのコレクションが19世の邸宅に置かれていて、
空間ごと楽しめました。
じっくりと味わった後は、お買い物のメッカのモンテ・ナポレオーナ通りへ。
が、幸いなことに(?)ほとんどのお店は閉まっていました。
14時の予約に向けて、サンタ・マリア・デッレ・グラッツェエへ。
ミラノに来た目的は、日本からネット予約したダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見るためです。
予約してまで見ようと思うのはイタリア人、ドイツ人、そして日本人…という感じでした。
絵の前、真ん中のある位置に立ってみると・・・
遠近法の魔法が発揮されて・・・・奥行が出て、立体的に存在しているよう。
中庭の回廊も素敵でした。
道に迷いながらアンブロジアーナ絵画館へ。
ここで見たかったのはなんといっても大好きなカラヴァッジョ。
フルーツの籠盛りは、瑞々しく、ぶどうは弾力がありそうで、りんごの虫食い穴からは虫が出てきそうです。
精緻な筆とその表現力に感嘆!
ミラノの街は好みより規模が大きくて、あまり好みではないのですが、
今回感じたのはミラノの人がかなり感じが良かったこと・・・。
ドゥオーモや美術館の職員の方たちはすごく丁寧で
こちらの尋ねたことにも真摯に答えてくれました。
ヴェネツィア⇒ミラノ
ドゥオーモ
ガレリア
ポンティ・ペリッツォーリ美術館
モンテナポレオーネ通り
サンタマリアデッレグラッツェ教会 最後の晩餐
アンブロジアーナ美術館
ドゥオーモ