駆け足で過ぎて行く秋をもう少し楽しみたいと、
「紅葉 見頃」のキーワードで毎週検索中の私。
鎌倉や千葉の養老渓谷はまだ「色づき始め」ということで、
見頃を迎えた長瀞に行くことに。
せっかくだから、一人登山にも挑戦したいと思い検索していると、
長瀞アルプス~宝登山~宝登山神社という3時間あまりのコースを発見。
曇り空ではありましたが行ってみることに。
電車で2時間余りで行ける大自然の真ん中。
様々な顔を見せてくれる秩父の魅力に、すつかりはまっています。
秩父鉄道の野上駅を9:50分に出発。
紅葉シーズンということもあり、同じルートを目指す人が多く一安心。
街中を抜けて、登山口へ。

ここから山に入ります。
最初はこんな登り坂。ハイキング気分です。

登りきると尾根にでるので、景色を楽しみながら進みます。

秩父といってもこちらは街に近いので、山奥感はゼロ。
景色も抜け感があり、山の稜線や空が見られ開放感もたっぷりです。

前を行く人も見えるので、安心安心。
途中お茶を飲んだり、景色を楽しんだりゆっくりと歩きました。
1人だと気兼ねなくマイペースで楽です。

生憎のお天気ですが、木々は美しく足取りも軽く進みます。

途中、舗装された道を通り、こんなところに行きつきます。

毒キノコがあるそうです。
ここを抜けると急な階段が4か所。

うち一つは1段が30㎝ほどの高さがあり、手を付きながら這うよう登りました。
ちょっと辛い、そんな行程を経て、いきなり視界が開ける感動!

秩父の街と武甲山を臨む頂上です。
色とりどりの山に囲まれた盆地だとわかる景色でした。

遠くには百名山の両神山や甲武信岳も見えます。

さすが1700メートル以上ある百名山のひとつ。
威風堂々と鎮座する姿には威厳がありました。

初一人登山記念にパチリ。
500メートルにも満たない山ですが、足だけで登ったのは高校生の時以来かも…。
頂上で景色を楽しみながらお昼。
山で食べるおにぎりは格別です。
風が強い寒い日だったので、温かいお茶がじんわり体と心に沁みました。
宝登山神社に下りる道は、整備された遊歩道。

こんな感じのなだらかな下り坂でした。
ゆっくりゆっくり景色を楽しみながら里におりると、宝登山神社です。

立派な鳥居。

三峰神社に通じるカラフルな装飾が輝いていました。
御朱印をいただきお参りを済ませ、長瀞の岩畳へ。

小さな頃家族旅行で来た記憶があるのですが、
サイズ感が違う!
子供の目からみるとどれだけ大きく見えていたのか…。
ボードに乗って川を下る人たち発見。

寒そうですが楽しそう。
帰りにはSLにも遭遇しました。

本日も大充実の大人の遠足。
一人登山が思いのほか楽しくて、秩父の低山にハマリそうです。
低いといっても山は山。
誰も助けてくれない一人登山ですから、慎重に慎重に歩を進めました。
一人登山は一人海外旅行に似ているかも?
下調べを念入りにして、足元と周りに気をつけながら旅をする。
最後は自己責任と肝に銘じて…。
そんなことを思いました。