コツコツと東京近郊の低山に登っていますが、
自宅から比較的遠い丹沢は初めて。
今週も入会したての登山クラブの山行です。
小田急線の新松田に集合してJRに乗り換え、谷峨駅へ。
登山スタートです。
ところどころ紅葉の残る山を総勢12人で歩きます。
初心者の私は今回もリーダーの方のすぐ後ろ。
みなさんベテランで、さらに今回は男性も多く、
私の作り出すゆっくりのスピードが申し訳ない気持ちでいっぱいでした…。
途中から樹木が途切れ、左手に富士山を拝みながら空と雲を感じて登ります。
頂上付近は、かつて牧場だったため見晴らしのいい草原になっていて、のどかでとても素敵。
が、登るにつれて富士山に雲がかかりはじめ…。
頂上に着く頃には、覆われた状態に。
自然が相手では、望むような景色がいつでも見られるとは限りません。
残念だけれど、また来る口実ができたと思うことに。
広い頂上からは、丹沢の山々や丹沢湖を臨めます。
山は、前日の初雪でほんの少し雪化粧。
間近で丹沢の山々を見るのは初めてですが、
雪があると、なんだかアルプスみたいでかっこいい、と素人は思う…。
反対側に目を移すと…。
相模湾と遠く大島も!
海の存在を感じるのは、神奈川の山ならでは?
それにしてもいつもの奥武蔵とは一味違う、
開かれた景色が広がっていました。
寒桜も!
頂上での昼食は、おにぎりとミニカップヌードル。
いつも通り、山で食べると美味しさ倍増です。
一人だとこの後コーヒーやお汁粉をいただくのですが、休憩時間が短いのであきらめ、30分後に下山開始。
今回も長い階段の下りを降りました。
落ち葉が敷きつめられた道は、下に小石や枝があることも…。
さらに片側が切れ落ちて細くなった箇所もあり、慎重に下りました。
幸い膝は痛くならなかったけれど、
見学山行に来られた男性に「後ろから見ていたけど、あの歩き方じゃ時間がかかるでしょ。ストックの使い方も、なってないね」と言われ、その通りなので軽く落ち込むことに。
ただでさえ迷惑をかけている自覚があるので、いたたまれない気持ちになりましたが、
同時に、見学できただけなのに、そこにいる一番のへたっぴいにダメ出し…すごいなぁと思ったりも。
いろんな人がいるものです。
先週「しっかり歩いていたわよ」なんて言ってくださった先輩クラブ員の方達の優しさが身にしみました。
下山後は、温泉から宴会コースに。
仕事の飲み会には極力参加しない、協調性なしのレッテルを貼られている私ですが、
勇気を出して参加してみました。
歩き方の疑問などを控えめに尋ねたり、みなさんの登山歴を聞いてみたり…そつなく(と自分では思っている…」当たり障りのない会話をする本当は人見知りの私…。
やはり少し疲れました。
まだまだ面倒を見られるばかりの初心者、
みなさんの心配りに感謝をしつつ2回目の山行は無事終了しました。
本日のログ。
行程は。
来週もまだまだ修行は続きます。