まさかこんな日が来ようとは…。
世界のクリスティアーノ・ロナウドさんがビアンコネーロの仲間になりました。
ずっとずっとお財布の紐が固くて、そのせいでとり逃した選手は数知れず。
「選手が望めば世界的名声&価値のある選手でさえ売る」、と
どちらかといえば獲得より売却の方で注目されて来た我がユーヴェ。
過去に当時世界最高の選手であったジダンをあっさりレアルに譲渡し、
その移籍金でブッフォン、ネドヴェド、テュラムを補強して強いチームを作り上げた──そんな堅実さこそがユーヴェの真骨頂だと思っていました。
100億でイグアインを獲得したという布石はありましたが、ここまで大胆な、世界中が注目するようなビッグディールをするとは! ファンでも、いやファンだからこそもうビックリです。
ロナウド獲得は、同じ代理人を持つカンセロの移籍から始まったのだとか。
昨シーズン、レンタル先のインテルで活躍したポルトガル人サイドバックをバレンシアから獲得する過程で、
代理人のメンデスからロナウドの話を持ちかけられたらしいです、ユーヴェ。
ネックになったのは高額な移籍金と高すぎる年俸。
親会社のフィアットやフェラーリをも巻き込んだ大型プロジェクトをすぐさま立ち上げ、ワールドカップの裏でオペレーションを着々と進めていたようです。
ユーヴェ悲願のビッグイヤー。
そのためにらしく無い大枚をはたいてイグアイン獲りを敢行し、ライバルローマから中盤の要のピャニッチも獲得しました。
それでも届かなかったチャンピオンズリーグ優勝。
その大いなる野望、切なる願いの最後の切り札がロナウド獲得なんでしょうね。
そしてサッカー界を超えて世界的に有名な彼の獲得は、ロゴの変更から始まるユーヴェの野心的な世界戦略プロジェクトにも合致したのでしょう。
ビッグイヤー獲得のその先の計画、ユーヴェを広く世界に知らしめるための、これ以上ない広告塔としてロナウドほど最適な人はいません。
色々な思惑が重なったオペレーションは、見事に結実したわけです。
それにしても、ユーヴェらしく無い。
長年シブチンぶりを見せつけられて来たファンとしては、派手な獲得を目の当たりにしても実感が湧きません。
クアドラードは7番を譲るんでしょうね。
っていうか、公式が7で出してるし…。
イグアインは移籍?
まだまだ色々ありそうな激動のメルカートです。
選手やレジェンドは歓迎ムードで彼とのショットをアップしてます。
ケディラ、ユーヴェにとどまるでしょうね、きっと。
マンジュキッチったら、明日ベスト4の試合があるのにアップしてます。
ディバラ、刺激されてブレイクスルーする事を期待。
アレックスはようこそユーヴェへとつぶやいていました。
人を歓迎するより、帰還してください!
ビアンコネロに身を包んだクリスティアーノ・ロナウドがどうユーヴェの選手としてどんな力を発揮するのか、
みてみたいと思いますが、しつこいですけどまだ実感は湧きません。
ジジはいないわ、クリロナはいるわ…次シーズン最初の試合は感慨深いものになりそうです。
そういえば、移籍つながりで…イニエスタに続きトーレスもJリーグへ。
それもサガン鳥栖。
こちらも地味だけどすごいことだと思います。
ちなみにサガン鳥栖のスポンサーは、ユーヴェと同じサイゲームスです。
これに関してはサガン鳥栖の方が本家ですけれど。