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函館の旅 その2 北海道駒ケ岳に一目惚れ。

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函館の旅の初日に、立待岬から見た景色です。
海の向こうに街とそれを囲む山があり、そのさらに向こうに鋭角的なフォルムを持つ山が霞んで見えていました。
もう、見た途端に魅了されていました。
街を囲む山までが現実で、霞んで見える北海道駒ケ岳はまるでお伽の世界のような感じ、とでも言えばいいのでしょうか。
現実離れしたその神聖な感じに感銘を受けて「絶対にあそこにいってみよう」と思っていたら、
合流した地元の人が車で連れて行ってくれました。
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山の塊が大きく雄大なのは、北海道ならでは。
大沼越しに見えるその姿は、やはり神々しくてその場を離れがたいものがありました。
北海道駒ケ岳は、標高1131メートルの活火山だそう。
まさに生きている感じのする山です。
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街の至る所から見えるその姿に、旅の間中魅了され、
最終日、トラピスト修道院を訪れた後にもう一度行くことに。
遊覧船に乗って、湖の上から見る姿も素敵でした。
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乗船している30分の間、船内が空いていたので、右に左に移動して、ずっと駒ケ岳を見つめ続けていた私です。

左側は噴火の影響で荒々しい岩肌を晒し、他はなだらかな緑濃い斜面に覆われていて、その融合がダイナミックで素敵でした。
活火山のため、途中までしか登れないそうですが、いつか登ってみたいものです。
ちなみに登山道は右側に見える道とのこと。
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大沼の蓮越しに。
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蓮も綺麗に咲いていました。
午後いっぱい、大沼越しの駒ケ岳をみつめて、
再訪を誓った私。

きっと紅葉の季節や雪に覆われた季節も素敵なはずです。
何度でも訪れたい起き入りの場所を見つけました。




# by alexcorgi | 2019-09-09 21:47 | | Comments(0)

函館の旅 その1 トラピスチヌとトラピスト。

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山に行くつもりが、長野や東北のお天気が軒並み悪かったので、マイレージを使って函館に行くことに。
2泊3日、久し振りの山でない旅を楽しみました。

今回の旅で印象的だったのが、修道院。
トラピストは知っていたのですが、トラピスチヌは今回初めて知りました。
トラピスチヌは女性、トラピスト は男性の修道院なんですね。

1日目に訪れたのが、写真のトラピスチヌ修道院。
津軽海峡を臨む小高い丘の上に建つ修道院は、明治31年、フランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院だそう。
函館空港からバスで20分あまりとアクセスがよいためか、多くの人が訪れていました。
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修道院内部は見学不可で、前庭や売店併設の資料館を見学することができます。
祈りと労働のうちに共同生活を送るという修道院。
高台から海を眺めながら、遠い異国の地にどんな想いで赴き、
祈ったのか…そんなことを考えさせられました。
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売店では、修道女の方が作ったマドレーヌ「マダレナ」を購入できます。
小麦粉、バター、卵、砂糖だけで作ったマダレナは、素朴な味わいの中に、
しっかりバターの香りと味がして、とても美味でした。
ここでしか手に入らないとのことなので、
いつかまた訪れたいものです。

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そして、旅の最終日に訪れたのがトラピスト修道院。
どちらも厳律シトー会の修道院で、トラピストの創設は明治29年だそう。

こちらは、小さな頃家にあった「トラピストクッキー」の缶でその外観は知っていたつもりでしたが、実際に行ってみると、周囲の景色と相まったその荘厳な雰囲気に身の引き締まる思いがしました。

朝、7時7分函館発の道南いさりび鉄道に乗り、40分弱、最寄駅の渡島当別(おしまとうべつ)で下車、
そこから25分あまり歩きます。
朝早いこともあって、修道院を目指しているのは、韓国人の青年と私の二人のみ。
(のちにシャッターを押して欲しいと話しかけられて、日本語でおしゃべり。彼が現在札幌でインターン中の韓国からの留学生だということを知りました)

無人駅を下車後、目の前に広がる海を眺めつつ歩き始め、踏切を渡り少し行くと、まっすぐに伸びた杉並木が現れます。
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そして、その先にレンガ色の修道院。
北海道らしい雄大さと、ゴシック建築風の建物が
とてもマッチ。

一本道の入り口に「ローマへの道」と書かれていたのですが、
たしかに、この先はバチカンに繋がっているような気さえしました。
まっすぐな道を歩いていると、修道院がだんだん近づいてきて、気分も盛り上がります。
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こちらの門の向こうは女人禁制。
男性のみ予約をすると週に一度の見学の日に中に入れるとのこと。
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ちなみに修道院の朝は早く、365日3時半起床なのだとか…。
無縁の世界です。

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門の手前には、小さな資料館も。荒地を耕し、今の土地を作り上げた様などが書かれていました。

外から穴のあくほど修道院を見た後、時間もあったので、歩いて30分のルルドの洞窟にいくことに。
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こんな感じの北海道ならではの抜け感のある景色を眺めたり、ほとんど登山のような山道を歩いて行き着いたのは、
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マリア様の像が佇む丘の上。
目の前には海が広がり、函館山を望めます。
ここでさっき会った韓国人青年が、真剣に祈りを捧げていました。
お互いに会釈しつつ思ったのは、今の日本で彼が嫌な思いをしませんように…ということ。
一人ひとり顔の見える関係だと、相手への無意味な偏見を持ちようがないなと思ったり…。

ゆっくり過ごして、入口に戻り、売店でお約束のソフトクリーム。
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左は初日のトラピスチヌの近くのもの、右がトラピスト修道院名物の
トラピストクッキー付きです。
どちらもミルク感たっぷりの濃厚なクリームが美味でした。
お土産にトラピストクッキーを購入。
驚いたことに、私の記憶にある子供の頃家にあったクッキー缶と同じデザインでした!
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杉並木をゆっくり歩いて駅に戻り、
帰りはバスで函館駅へ。
半日のショートトリップは、ささくれた心に潤いを与えてくれるものでした。

たまには町の旅も良いものです。

# by alexcorgi | 2019-09-05 23:22 | | Comments(0)

北アルプス唐松岳 その2 御来光と晴天と雷鳥と。

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朝4時に起きて御来光を見に。
初めてのヘッドライトを付けての行動でした。
地平線のあたりに雲がかかっていますが、東の空に薄っすら光の兆しが見え始めた4時半ごろ。
強風に耐えながら、御来光を待ちます。
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西側、立山連峰の上には丸いお月様が浮かんでいました。
夜明け前の静寂の中、山々の稜線を見ていると、厳かな感動が全身に広がるようでした。
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そして雲の切れ間から太陽が昇ってきました。
人生初の御来光。

辺りが明るくなってくると、山々の輪郭がくっきりとして来ます。
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本日の劔も素敵です。

朝食後、もう一度唐松岳に登ろうと思ったのですが、
細尾根や岩を下る時のすれ違いのことを考えて断念。登りの人が少ないうちに下山するのが賢明と、6時半には出発することに。
名残惜しいと、立山連峰を見ていると、近くの人が雷鳥がいることを教えて来れました。
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噂には聞いていたのですが、人をまったく怖がらない雷鳥。
カメラの列の前を悠然と、サービス精神旺盛に横切り、みなさん満足の写真が撮れたよう。
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子育て中なのに警戒心ゼロ。
聴けば、日本では狩猟の対象でなかったため人に対する警戒心が薄いのだとか。
可愛い姿を見て、その場を離れがたい気持ちになりました。
それでも、いざ出発。
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いつか行きますね、と立山連峰に挨拶してお別れ。
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小屋からすぐの細い道は、少し怖いものの、まだ人も少ないので慎重にゆっくりと。
昨日、どう降りようかと思っていた岩も、普通に下りられて拍子抜け。
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振り返れば五竜岳。
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白馬の山々もくっきりはっきり。
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ずっとゆっくり歩きたい気分ですが、後ろからクラツーの団体さんが来るので自ずと早足に。
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緩やかな道を快適に下りて、後ろ髪引かれながら下山しました。
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8時半頃にはガスが出てきて、八方池からの白馬三山は霧の中。
10時には麓に下りて、立ち寄り湯をしてバスで帰宅しました。

お天気にも比較的恵まれ、ブロッケン現象、夕日、御来光、雷鳥に出逢った素敵な初のソロ山小屋泊の旅。

これに味をしめて、まだまだ暴走は続きそうです。


# by alexcorgi | 2019-08-25 18:23 | 山・ハイキング | Comments(0)

北アルプス唐松岳 その1 初めての一人山小屋泊。


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夏のアルプス入門編として名高い唐松岳に行ってきました。
唐松岳は北アルプス、後立山連峰にある標高2695.9メートルの山。
八方尾根からピストンするコースは、途中までゴンドラやリフトを使えるため、お天気さえ良ければ比較的簡単に登れると言われています。

先日の根石岳の反省から「充分な睡眠と荷物の軽量化」を心掛け、ゴンドラアダムの近くのホテルに前泊しある程度睡眠をとり、いざアダムへ。
前日観光案内所でゴンドラチケットも購入していたため、
なんと列の一番前でした。ラッキー🤞。

荷物の方は、なるべく軽くするため着替えも最小限、お化粧品は小分けを回数分。
それでもまだ重たいけれど、前回よりはだいぶ軽く、これなら背負っても負担がないと感じられるところまで軽量化しました。
夏は水を最低2リットル=2キロ
これは削れません。そしてこれが重い!
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序盤、八方池までは気持ちのいい木道を歩きます。
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色とりどりの花を愛で、ゆっくりゆっくり。
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可憐な花があちこちに咲いていました。
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お天気はあいにくの曇り空&ガス。
八方池からの白馬三山も厚い雲の向こう側‥。

ここまで、サクサクと来れたのは、たっぷりの睡眠と荷物軽量化のおかげ?
「お先にどうぞ」を繰り返しましたが、それでもコースタイムをクリア。

八方池を過ぎると、森林限界から樹林帯に入り、いつもの低山気分?
1時間ほど歩くと扇雪渓が現れました。
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雪渓を渡って来る風は冷んやりして気持ちのいいものです。
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少し青空も見えはじめ、テンションもアップ!
日帰りで登山する人も多い唐松岳は、そんなに難しい道もなく、家族連れも多く見られます。
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晴れたと思ったら、急にガスったり、山の天気は安定しません。
一番の難所は、頂上直下の少し急な岩。
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「下山大変そう…」と思わずにはいられません。
この後細尾根を越えて、見えてきました唐松岳頂上山荘。
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到着は12時前ですが、それでも受け付けは長蛇の列。
「本日は4畳半に8人〜12人。ひとつに布団に3人〜4人で寝ていただくことになります」と係りの人。
もう眠れないこと決定です。
2段ベッドの下の段には、枕が9つ。一人の幅は、30センチくらいです!
これがお盆休みの山小屋の洗礼なのか、諦めるしかありません。
そして、夕食は16時半。
それまでに荷物を置いて唐松岳山頂へ向かいます。
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時おり霧が晴れるものの、頂上からの展望はまったく臨めませんでした。
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それでも山の清々しい空気を感じつつ、ぼーっとしたり散歩したり。

そして、太陽が姿をみせると!
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珍しいブロッケン現象を体験!
太陽の光を背後から浴びると、霧の中に自分の影が写り、周りが虹のように輝きます。
話には聞いていましたが、ちょっと幻想的な初体験。
初めての北アルプス泊で見られるなんてラッキー!
その後早い夕食をとっていると、みるみる晴れ間が広がり、目の前に雄大な立山連峰が現れました。
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雲海の向こうに剣岳。
連なる山々を見ていると、自分が山の懐に抱かれているという感動が、心に広がります。
“山奥感”“アルプス感”にワクワク。
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小屋が青空に映えて、美しい。
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山荘の裏側に登ると、青い空が眩しいほど。
そして、唐松岳に沈む夕日を堪能しました。
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テン場には色とりどりのテント。
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星空を楽しみ、1日目は終了。
部屋は結局4畳半に4人、布団もひとり一つでした、ホッ。

一人だと自分のペースで歩ける上、立ち止まって写真も撮り放題。
やっぱりソロが好きだとしみじみ思った私でした。



# by alexcorgi | 2019-08-19 22:37 | 山・ハイキング | Comments(0)

山の日なので谷川岳に行ってみました。



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新宿から夜行の毎日アルペン号を利用し、谷川岳にいってきました。
もちろん天神尾根往復の初心者コースです。

新宿を23時に出て、3時頃には土合に到着したものの、ロープウェイの駐車場がオープンしていなくて車内待機。
このバス、京王&アルピコに慣れている身には、いろいろとツッコみどころ満載でした。
登山に特化しているはずなのに、何故そんなにグタグタなのだろうか‥。

5時過ぎにロープーウエイの駅に入り、列の5番目に陣取り、あとは食事をしたり読書したり、7時の始発で天神平へ。

そこで待っていたのは、まだ朝の7時だというのにギラギラ照りつける太陽でした。
焼け付くような強い日差しがジリジリと肌を焦がします。
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それでも青空に映える稜線に心踊りながら、登山開始。
避難小屋までは快調にたどり着いたものの、ここから待っていたのは
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こんな岩場でした。
鎖やロープの箇所もありましたが、ところどころ手を使い、登るのはそんなに大変ではありません。
が、苦手の下りのことが頭をかすめます。
「ここを下るんだよなぁ」と引き気味になるダメダメな私。
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そして岩場は、一箇所だけでなくその後も続き、次第に足をやられてフラフラに。
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さらに「少しは涼しくならないかしら」という願い通じたのか、途中からガスって来ました。

谷川岳は天気が変わりやすいことで有名とのことですが、あっという間に景色もなにも見えなくなって、真っ白な世界が広がります。

コースタイムを大幅にオーバーして、足もふらつき…これは頂上は無理かも、肩の小屋で引き返そうと思ったのですが、最後の階段のあたりでは妙に元気になり、トマの耳までいってみることに。

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雄大な景色が広がっているはずなんですが、何も見えませでした。
時間もないので今回はこの先のオキの耳を諦め、下山開始。
自分の下りでの実力を理解しているだけに、バスの時間が決まっている場合は無理ができません。
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それでも花を楽しんだりしつつ歩きました。
「下りれるのか」と思った岩場も、時々お尻を使うこともありましたが、
それほど恐怖を感じることなく通過。

とはいえ、みなさんがひょいひょいと行くところを、慎重に慎重に。
「お先にどうぞ」を繰り返しつつです。
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この日役立ったのがミズノの膝サポーター。
大きな段差を下りても膝が痛くならない優れものでした。
そんなわけで、自分が予定していた時間より1時間早く到着。

15時半のバス出発まで2時間あまりをゆっくり過ごし、温泉に寄って帰宅しました。

次回は秋にオキの耳にも登頂して「谷川岳に登った」を言えるようになりたいと思います。

来週は一人山小屋泊で唐松岳に行く予定です。
お天気が良ければ。

# by alexcorgi | 2019-08-13 00:45 | 山・ハイキング | Comments(0)

真夏の棒ノ折山。

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前回の八ヶ岳でかなり凹んだ私ですが、
それでも山が好きな気持ちは継続しているよう。

少しでも涼しいところへ!
と思い、沢のほとりを歩く棒ノ折山に行ってきました。
八ヶ岳で自分の実力を思い知ったので、誰にも迷惑がかからないように1人で。

山を始めた2年前に行った時は、バテバテで1度は時間切れで撤退。
2度目もかなり辛かった記憶があります。
今回は、酷暑でも体力を奪われることもなく、
わりとすんなり登れました。
登りは…。
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飯能駅からバスに乗って、さわらびの湯で下車。
ソロの女性も結構いて、心強い思いでスタート!

有間ダムを越えて、登山開始。
最初はこんな感じの木の根や岩があり、
結構歩きにくいんです。

それでもすぐ休みたくなった2年前とは違い、
歩き続けられたことが、ちょっと嬉しい。
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しばらく行くと沢が目の前に現れます。
川面を渡ってくる風は爽やかで、滝汗の身体を鎮めてくれます。

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一つ目のゴルジュの登場です。
長かった梅雨の後のためか、水量も多く水を渡る箇所も。
岩をトラバースするように、渡るところもあったり、楽しいけれど緊張するところも何箇所かありました。

前回、垂直の岩を登った記憶があったのですが、なかった‥。
それらしい岩は、結構登りやすいものでした。

沢部分は快調に進んで、途中足をつった女性に手持ちの漢方を差し上げたり。
が、この行為が後で自分の首を絞めることになろうとは…。

この日、朝寝坊したため慌てて出てきて、猛暑なのに帽子を忘れ、
さらにファーストエイドキットも不携帯。

手持ちの足つり用漢方「芍薬甘草湯」は一包に。
そして、階段状の急登を上がっていたら、脹脛が盛大につり、
飲まざるを得ない状況に。
痛くて全く動かせない状態から、4分くらいでスーッと症状が治まるのはさすがです。

その後は、頂上まで無事辿り着けたので、とりあえずランチ。
とりあえず、2年の間に進歩はしたのだと、しみじみ思いつつ、梅干しおにぎりを頬張りました。

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標高は1000メートル弱ですが、下界よりは少し気温は低い感じで時折吹く風は爽やかでした。

ゆっくり休んで下山は行きと同じ道を選択。
前回は2回とも木の根地獄の変化のない尾根を下りて懲りたので、初挑戦です。
が、濡れた岩や石を下るのは初めてのことだと、
途中で気づいて愕然とする間抜けな私。

唯一の鎖場では、私のあまりの危なっかしさと及び腰ぶりに気づいたおじさまが、
「後ろ向きで一段ずつ」と下から声をかけてくださり、さらに階段下まで戻って見守ってくれました。

他にも降りるコースの指示をしてくださったり、
ヘツリの渡り方の指導をしてくれる方も。
本当に感謝です。
ほんと、無謀な自分を反省しました。
今回の「初めての挑戦」はひとりでやるにはハードルが高すぎでしたね、私には。

そして、相変わらず下りは不得意で、関節の硬さ、体幹の弱さからか身体が不安定で、
自分の足が信用できない状態なので、足下の悪い岩などではついついお尻で下りることになってしまいます。
そして、無駄な力をかけまくったせいか大腿四頭筋がつりました。
薬はもうないので、おさまるまで休んでゆっくりゆっくり。

色々な方み「おさきにどうぞ」を繰り返し、マイペースでおりてきました。
タイムは、登りと一緒という、常識では考えられないものでした。
どんだけ不得意なんだ、下り。

下りなのに汗だくになり、さわらびの湯でゆっくり。
楽しかったけれど、神経すり減りました。
山のようなダメダメポイントを自己分析して一人反省会。

一人での登山は、勝手知ったる高尾山や陣馬山が気分的に楽だと改めて思いしりました。

が、来週は谷川岳行きのバスに申し込んでいる私。
無理と感じたら、引き返そうと心に誓った次第。

とりあえず漢方と帽子と多めの水は忘れずに。



# by alexcorgi | 2019-08-04 00:36 | 山・ハイキング | Comments(0)

八ヶ岳(それも北)で挫折。

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初心者向けと言われる北八ヶ岳の硫黄岳、根石岳、天狗岳に行ってきました。
初めての本格山小屋体験、常念岳・燕岳登山前の訓練…色々な意味のあった登山でしたが、結果は劇沈致しました。

新宿からあずさに乗り茅野へ。そこからタクシーに乗り桜平へ。
オーレン小屋を経て、硫黄岳を目指します。

オーレン小屋で昼食をとり、硫黄岳への登り。半分くらいのところで、ふくらはぎを攣り、そして荷物が重くてバテてだあげく皆さんに荷物の一部を持ってもらう始末。
芍薬甘草湯を飲み、足攣り用の塗り薬も投入するも、30分くらいは動けず、意気消沈。
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

その後、気を取り直して登るも、前日までは晴れ予報だったにもかかわらず頂上はガスがかかって何も見えません。
本来なら爆裂火口や赤岳などの絶景が望めるはずなのですが‥。
それでも森林限界を越えた場所を歩くのは、遮るものがなくて素敵でした。
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写真を撮影したころは、まだ景色が見えていましたが途中から、まるで雲の中を歩くような展開に。
レインウエア を着て、ザレた道を登ったり下りたり。
ザレ場の歩き方とか、知らなかったことを発見‥。
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花を愛でたりしながら、歩くのはお天気が悪くとも楽しい時間でした。

予定より1時間あまりおくれて、根石岳の小屋へ到着。
食事は年に一度のお刺身(自己責任で食べよ、とのこと)もあり、美味しかったもですが、ナーバスになっていた私はあまり食べられず。

お風呂に入って少し復活するも、外は荒れ狂うように風が吹いていて、気が滅入ります。
8時に就寝!案の定眠れず…途中うつらうつらしながら朝を迎えることに。
男女一緒の大部屋、私には高いハードルでした。
自分の軟弱さにため息です。

そして外は深い霧に覆われて景色が全く見えない状態のうえ、吹き荒れる風が小屋を揺らしていました。

そんな中、予定通り根石岳、天狗岳を越えて渋の平におりるとのこと。
一抹の不安を覚えつつも、山ではリーダーに従う、そんなルールを受け入れました。

レインウエアを着込み(今回レインパンツをはじめて履きました)、外へ。

そこはまさに暴風雨の世界。
横殴りの雨が体を打ち、立っているだけで飛ばされそうな風を受け、見えない方向へ進みます。
もうね、不安しかありませんでした。
気分は八甲田山?
心の中で「嘘でしょ」と叫んでいました。
が、進むしかありませんので、稜線で風に対抗し、鎖を握り、岩を登り、
大きな石がゴロゴロある下りをおっかなびっくりおりました。
そうしている間にも容赦なく雨が降り続き、眼鏡は水滴がついて前も見えない状態に。

ここで、予想もしなかったさらなる悲劇が私を襲いました。
今年買ったパタゴニアのクラウドリッジさん、水を通してましたよ。
濡れて、みるみる色が変わるクラウドリッジ !

寒くて、足がフラフラになったのは、あとで考えると低体温症だったですね。

大きな岩が重なる下りをおぼつかない足で下りながら、このままだとまた骨折するかも、いや骨折で済めばいいくらい? とそんな危機的な気持を抱いていました。

天の父と母に「どうか無事に下りられるよう見守ってください」
と祈りながら、うんざりするような長い下りを下りてきました。
ほとんど最後までゴロゴロした石の道は、豪雨のため途中から川になってました。

上半身ずぶ濡れでボロボロのわたしですが、そんな横を涼しい顔で抜いていく人も。
そうなんです、実はそんなにハードなコースではないのですよ、わたし以外には。
麓に着いた時には「顔死んでますよ」と言われて、力なく笑うしかない私でした。

麓で温泉に入ってさっぱりする予定も、タイムオーバーで無理に。
ずぶ濡れの上半身を着替えてバスに乗るとくしゃみがつぎつぎと。

一緒に行ったベテランさんは
「この天候の中歩けたら、どんな状況もう平気です」と言ってくれましたが、もう懲り懲りのわたしは、来週の常念・燕岳を辞退しました。

3日間歩き切る自信もないですし、ご迷惑かけるのもなんだし、何よりあんな思いをするのはもうたくさんと言う気持ちが勝りました。

姪っ子は中学の遠足で行った嵐の硫黄岳で「二度と山に登らない」と決めたそうですが、伯母も硫黄岳の嵐の洗礼の前に撃沈しました。

思えば、上級者と中級者と一緒に登り、自分少しは出来るようになったと錯覚していたのですね。
私が好きなのは、私の実力に見合うのは、上高地だったり、ロープウェイで行ける木曽駒ケ岳なのかもしれないと改めて思った次第。

帰ってからパタゴニアとやりとりし、クラウドリッジ は不良品とのことで全額返金されました。
パタゴニアの店員さん、目の前のずぶ濡れのジャケット見てもまだ自社の製品の性能自慢してました・・・。

そのやりとりにも疲れ、当分山はいいかな、尻尾巻いて高尾山にもどろうかな…そんな心境の私でした。


# by alexcorgi | 2019-07-23 14:04 | 山・ハイキング | Comments(0)

絶景の富士を見に、御坂黒岳へ。

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富士山を見ながら登山してきました。
新宿からバスで河口湖に行き、そこから路線バスで天下茶屋へ。
待っていたのは河口湖と富士を望む絶景。
丹沢や奥多摩から見るいつもの富士山さんより雄々しい姿を裾野まで見せていました。

絶好の登山日和です。

今回は、同世代の女性3人で。
久し振りにアルプス用の登山靴で行ったら、足の甲や土踏まずの足攣り‥芍薬甘草湯を飲みつつ登ることに。

さらに前のは全く眠れなかったので、登りの休みの頻度がすごいことなる始末。
「すみません、ちょっと休みます」の連打?

登山を始めたばかりの頃を思い出すような、少し登っては息が切れて休むという展開に。
反省しきりでした。
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山は新緑の季節を迎え、生命力をみなぎらせて、笑っていました。そんな緑に励まされつつも、
足攣りもあって、皆さんに迷惑かけまくりです…。
それでもコースタイムで黒岳山頂へ。
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展望台からこんな景色が待っていました。
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まさに眼福。
毎日こんな雄々しい富士山をみられるなんて、河口湖地方の人が羨ましい。

ゆっくり休んで下山は広瀬方面へ。
この時はそれが地獄の行程だと知るよしもなく、富士山を見て喜びにあふれていた私でした。

広瀬への下りは、800メートルの高低差の尾根を、ほぼ直滑降のように下ります。
それがザレていたり、滑る赤土だったり。
つまり、ものすごく歩きにくく恐怖の道だったのです。

ところどころにロープが張ってあるのですが、一番欲しいところにないという‥。
おかげで、時に滑り台を滑るようにお尻で下りました。
「無理ですって」と心の中で呟きつつ。

そんな緊張の下りが2時間半も延々と続き、膝も精神も疲労困憊。

ロープがかなり出てくるので、アドバイスされてストックをしまったら、これが結果的に良かったのが本日の収穫。

木を使いながら、足下を確かめて降りる方が、屁っ放り腰にならずスムーズにいけました。
前回、山梨の御前山の急な下りでは5,6回尻餅をつきましたが今回は一度も転ばずに下山。

下りの写真はありません‥。
目の前の道に集中するあまり、そんな余裕はありませんでした。
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ようやく緩やかになった頃に撮った一枚。

しかしこの後もロープはありました。
最後まで気の抜けない、私にはかなり過ぎたコースでした。

今回プロトレックを使っていたのですが、下りで何度も標高を確認。
登りで「あと何メートル」と確認することはあつても、下りでそんなことをしたの初めて。

それくらい辛かったということですね。

下りてきたら河口湖は中国の方や欧米の方ばかり。
見渡せば、路線バスも日本人は私たちのみでした!

河口湖駅に着くと、発着の案内板が中国語で、周りはみんな中国人。
まるで中国に来た気分でした。
インバウンド、まだ続いてたのだとシミジミ思った夕暮れでした。
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# by alexcorgi | 2019-05-26 10:54 | 山・ハイキング | Comments(0)

本仁田山でカモシカに出合う。

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少しスキルアップを、ということで奥多摩三大急登に数えられる大休場尾根を目指して本仁田山に。

奥多摩三大急登は諸説あり、大休場は入らない場合もあります。ここの特徴は短いけど急なこと。平均斜度が30%を超えるらしいです。
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奥多摩駅から多摩川を渡り、阿寺沢集落までの30分あまりは舗装道路。
奥多摩駅は人で溢れていたのに、前を行くのは一人のみ。皆さん川苔山など人気の山に向かったようです。
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阿寺沢から少し入って、乳房観音にお参りして、いざ!
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初っ端からいきなり急です。
杉の林の、九十九折の道を登って高度を上げていきます。
この山、800メートルを一気に登る感じ。あまりたいらな稜線がないのが辛かったです。

途中、休憩しようとした時にストックを崖に落とし、
取りに行こうか諦めようかかなり迷いましたが、斜面を降りることに。
足場が柔らかく、木に捕まらないとそのままずるずる落ちていくような場所を必死で枝にしがみついて降りてなんとか確保。
最初から冷や汗モノでした。
ザックやストックの置き場にも気をつける‥教訓です。

さらに、寝不足がたたったのか、いつも以上に息が上がり休みがちに。前途多難な感じです。

そんな私のテンションを上げてくれたのが、カモシカくん!さん?
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最初は見つめ合っていたのにカメラを出すのに手間取っていたら逃げてしまいました。
カモシカは好奇心旺盛で大人しいと予備知識があったので慌てずに済みました。
素敵な出会いに感謝!

そして、いよいよ大休場尾根に。
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木の根や岩角を掴みながら登る箇所もある急登です。
それが結構続き、足が止まってしまうダメダメな私。
足もダメだし、息も上がる。

途中追い抜いていったおじさまは、スイスイ行くのに、私は必死でした‥。
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そして頂上。5人くらいの方にお会いしましたが、全員ソロでした。
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富士山がうっすら見えましたが、写真には写りません。
おにぎりを食べ、瘤高山経由で鳩ノ巣駅へ。
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ここからは楽しい稜線歩きもあり、少し元気に。
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新緑を満喫しながら下山します。
下山もスイスイ行く人に追い抜かれつつ慎重に。
体が硬くてドスンドスン下りる感じだし、体感が弱いくてフラフラすることも‥ダメダメです、相変わらず。

それでも膝痛にならずに下りてこれました。

道標はしっかりしているけれど、あまり人のいない山に一人で行けて、また少しできることが増えた気がします。

急登と地図に書いてあるところも、慎重に行けば何の問題もなしという自信もついたので、お天気の良き日に色々挑戦したいと思います。

本日のログ。
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# by alexcorgi | 2019-05-11 21:33 | 山・ハイキング | Comments(0)

春遠い大菩薩嶺。

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令和初登山は、大菩薩嶺。
といっても、実は頂上には行っていません。ですので登山ではなくてトレッキング?
今回で4回目の大菩薩。展望のない頂上はパスしました。

丸川峠からのロングコースに挑戦しようかとも思ったのですが、軽アイゼン必要と呟かれている方もいたので断念。
いつもの上日川峠のバス停からの周遊コースです。

朝一番のバスは8時10分なのですが、7時38分甲斐大和着の中央線に乗り、かつバス待ちの列の前の方にいれば1台目の臨時バスに乗れます。これだとすぐに出発できます。

今回も無事1台目に乗り、8時前に出発。
途中目に鮮やかな新緑や山桜を楽しみながら1600メートル付近までバスで。

晴れ予報でしたが、残念ながら雲が多い。
そして、山はまだ冬枯れ状態でした。
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福ちゃん荘を経て唐松尾根を登り雷岩を目指します。
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息が上がりながらも休むことなくコースタイムより早く雷岩に到着。
足の運びがなってなかったり、いろいろダメダメですが、前回登った時より少しは進歩したかな。
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富士山は厚い雲の中です。
雷岩でおにぎりランチ。

ソフトシェル、ウインドブレーカー、レインウェアを着込むも、強風で寒い!
この時期の2000メートルはまだ冬の名残りが色濃い状態。
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温かいものが欲しかったです。
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景色を楽しむには寒すぎるため、早々に次なる目的地の大菩薩峠へ。
笹もまだ冬枯状態で、全体に漂う寒々しさ。
でもそこには厳しさを内包した澄んだ美しさがありました。
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歩いているうちに青空も見えてきました。
なんか元気になる現金な私。
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この日は遅出の人の方がタイミングが良かったですね。
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賽の河原あたりでは晴天でした。
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富士山や南アルプスも少し顔を出してくれて嬉しさ倍増。
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岩の段差も少しスムーズに行けるように。
あくまでも自分比ですが‥。
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大菩薩嶺峠着。
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実は今回、令和初日に購入したカシオのスマートウォッチ「プロトレック」を初めて使用。
YAMAPの地図をダウンロードしておくと、手元で地図を確認できます。
当初はそれを見ながら熊沢岳経由でバス停まで戻ろうと思っていました。
が、前を行く青年たちが雨になるとしきりに話しているので、またしてもビビリの私は断念。
いつもの安全なコースを選択しました。
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なだらかな道を降りているとこんな感じの晴天に。
挑戦しなかったことを少し後悔しつつ、次回新緑の頃の再訪を誓いました。

福ちゃん荘でコーヒーを飲み(これが紅茶と見まごう色の、コクもなく、味もしない酷い代物でした‥)、無事上日川峠へ。
今回はストックも出番なし。
終わってみれば「こんなにあっさり登れて下りられるなんてものたりない」なんて考えが浮かびました‥。

夏の常念・燕縦走や薬師岳を目指すあまり、少しでも上達したい、もっと歩きでのある山に行きたい、
そんな考えに支配されていた最近の私。
傲慢にも“クリア”するような気持ちがどこかにあったのですね‥。

せっかく目の前にある山に向き合い楽しむことを少し忘れていたと反省。

レベルアップは必要だけれど、心を置き去りにしてはダメですね。
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上日川峠からバスに乗る頃には、雲ひとつない青空に。
甲斐大和駅は初夏を思わせる日差しを受けて新緑が輝いていました。

ひとつひとつの景色や気配に向き合い、感じたい、そう思った山行でした。

ありがとう、大菩薩。



# by alexcorgi | 2019-05-03 09:20 | 山・ハイキング | Comments(0)