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旅の終わり~ピサへ・・・・19/11/2013.

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見残していたバルディーニ博物館でブロンズ像などを堪能して、
電車でピサへ。

駅前でバスを待っていたら、親切な青年が英語で話しかけてきました。
「イタリア語で大丈夫です」と答えると、斜塔へ向かうバスのことを詳しく説明してくれました。

「9番目のバス停で降りてね」と・・・が、目を皿のようにして見ていないと、バス停の数はわかりません・・。
全てに停車するわけでもなく、例によって放送なども皆無なので・・・。

注意して外を見ていると、後ろの女性が「あなたも斜塔を見に行くの? まだよね」と・・・。

窓から門が見えて、その中に白く輝く建物が見えます。

「ここよね!」と二人であわててバスを下車。
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遠くに見える斜塔が、思いのほか傾いていて件の女性と二人で歓声をあげてしまいました。

彼女はルーツがフィリピンで今はオーストリアに住んでいるとか。
同じようにフィレンツェに泊まっていて、ピサへショートトリップにきているそう。

ピサの斜塔は、ドゥオーモ、洗礼堂、霊廟などが一緒になり芝生の広場に鎮座しています。

今まで見てきたこの種の建物たちは街中に突如現れたのが、ここでは塀に囲まれた広場にあります。
それだけに車の排気ガスにもされされていなくて、白く輝いていました。
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12世紀に作り始められたという斜塔は、すぐに地盤の沈下でその建設がとん挫してしまったそう。
確かに、かなり傾いています。
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土台のところから既に・・。
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まっすぐなものと比較すると・・・。
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映像では知っていたものの、目の前で見るとその傾き具合は感動的ですらありました。

チケットを購入しに行くと、斜塔に上るガイドツアーもこの季節なら予約なしでOKと。
さっそく13時の予約をして、いざ斜塔へ。

中に入ると、平衡感覚が失われて、体が傾いてしまいます。
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らせん階段を上るにも、手で壁を押さえないと恐いような状態でした。

てっぺんからは、ドゥオーモがきれいに見えました。
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約900年も前の建物してはその美しさを奇跡的に保持しています。
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塔のてっぺんで穏やかな風を楽しんで、そのあとはドゥオーモ、霊廟などをゆっくり鑑賞。
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誰もいない霊廟は秋の日差しが穏やかにさして、静かで居心地のいい場所でした。
・・・・お墓ですけどね・・・。
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ドゥオーモのファザードの細工も素敵でした。
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昨日のサンジミニャーノは韓国の方が多かったのですが、
ピサは中国の方が多く日本人は少なかったです・・・が、イタリア人の話に耳を傾けていると
「giapponesi」という言葉が結構登場します。

東洋人の観光客=日本人、
そう思っている人がまだまだ多いようでした。

一通り楽しんだ後はフィレンツェで最後の晩餐を。
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ラグーのpiciを。

ワインも飲んでほろ酔いです。

一度ホテルに帰って、フィレンツェにお別れを言いに・・。
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戻ってこれるように、イノシシ君の鼻の頭を念入りに触ってきました。
by alexcorgi | 2013-11-30 00:57 | | Comments(0)

塔の街サンジミニャーノ~シエナへ・・・18/11/2013.

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フィレンツェから鉄道でポッジポンジ駅へ。
そこからバスに乗り換えていよいよサンジミニャーノです。

12世紀に建てられた塔が、未だに15余り残る『塔の街」として有名なところです。

1100年代は、それぞれの家が自分の財力を誇示するために“より高い塔”を競って建てたとか。

その流行が終わり、イタリア各地の塔は壊される運命をたどった中、
このサンジミニャーノだけが、住民の意志で塔が守られたらしいです。

とはいえ、全盛期には70以上あったと言いますから、かなり減ってしまったようです。

立派な城壁に守られたサンジミニャーノへは、門をくぐって入ります。

現れるのは、中世そのままの建物・・・。
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門を境にタイムスリップしたようでした。

ちなみに塔たちが作られたころ、私たちの国は「いいくに作ろう」なんてしていたころです。

比較的塔が集中しているドゥオーモ広場の周辺です。
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インフォメーションで「登れる塔を教えてください」と聞いたら、ドゥーモの横の塔を教えられました。
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てっぺんからは、トスカーナの田園が見渡せました。
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井戸が中央にあるピアッツァ周辺は、800年くらい変わらぬ景色のようです。
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800年もの間、人々の暮らしを見守ってきた建物たち・・・。
800年もの間、その建物をいつくしんで暮らしてきた人々・・・。

流れてきた時を思うと、不思議な気分になります。

サンジミニャーノでびっくりしたのは韓国旅行者の多さ。
オフシーズンなので観光客は比較的少ないのですが、
その7割が韓国人!
団体さんも個人旅行もみんな韓国の方でした。
『サンジミニャーノに行こう!」的なキャンペーンでも行われているのでは?
なんて思うほど多く、日本人は私一人・・・。

私がイタリアに行かなかった9年の間に観光客分布がかわったようです・・・。

ヴェネツィアでもフィレンツェでもその数は多いのですが、
そこには日本人の姿もありました。
が、サンジミでは・・・・皆無・・・。
昔はこういう小さな街は日本人が訪れるところだったのになぁ・・・・。

小さな街だったので、半日で観光を終え、思い立ってシエナに移動しました。
一度行ったことがある街ですが、カンポ広場もドゥオーモも街のたたずまいもかなり好印象だったので・・。
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カンポ広場は扇上の広場で、中央の要の部分を中心に傾斜しています。
車が入ってこれない広場なので、のんびり落ち着いて過ごせました。

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ブラブラ歩いてドゥオーモへ移動。

ここのドゥオーモは、大きさといいその装飾の加減といい
丁度いい感じが好きです。

華やかなのですが威圧感はなく、
黒と白の石の配色がピリッと全体を引き締めているさまがお気に入りです。

床の大理石の装飾も、趣があり、それぞれに物語性があって素敵でした。
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クーポラのネイビーと星のフレスコ画は、夜空に登っていくような静かな雰囲気です。
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美術館の奥にある展望台のようなところに登り、カンポ広場を見下ろす。
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夜の景色も素敵でした。
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今度はもう少しゆっくりと滞在して街を味わいたいと思った魅力的なシエナでした。
by alexcorgi | 2013-11-28 23:37 | | Comments(0)

丘の上の街・フェーゾレへ・・・17/11/2013.

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サンマルコ広場からバスで30分あまり、エトルリア人によって築かれた街・フェーゾレへ。

バスがなだらかな丘を登って行く間、門から中が見えないようなお屋敷が続きます。
フィレンツェのお金持ちが澄んでいる地域なのだとか。

そして、一番上のドゥオーモ広場で下車。
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観光案内で地図を入手。
さらに高い丘の上を目指しました。

眼下に広がるフィレンツェの街。
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肉眼でもクーポラが確認できます。

街の起源はフィレンツェより古いと言われるフェーゾレは、
素朴な石の建物が多く、とても静かな街でした。
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トスカーナ特有の田園風景。
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紅葉がキレイでした。
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丘の上には古い教会。
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エトルリア時代の不思議な遺跡?
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小さな街を一回りしてフィレンツェに戻り、ジョットの鐘楼に登ってみました。
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身近に迫るクーポラの迫力に、この建物の規格外の大きさはなんなんだろう・・・
と未だに自分の中でかすかな違和感が・・・。

フィレンツェのドゥオーモは、外の華麗な装飾に比べると
内側は地味だといつも思います。
が、クーポラのフレスコ画は別・・・。
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天に上るような錯覚を起こさせる・・・いつみても厳粛な気持ちになる場所です。

この迫力を出すための大きさなのか・・・とも思ったり・・・。

この日も少しお買い物・・・。
ポンテ・ヴェッキオ近くの手袋・マフラー・ネクタイのお店『ルチアーノ」へ。
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日本のインターネットサイトでプリントアウトをしていくと10%オフだと記載されていたところです。

他にも手袋のお店はたくさんありましたが、こちらが一番品ぞろえのセンスが良かった気がします。
プリントアウトはないけど・・といってもきちんと10%オフしてくださった優しいルチアーノさんです。
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「サイズがわかりません」というと手を見てぴったりのものを出してくれました。
やっぱり小さかった私の手・・・6ハーフでした。

ちょっと疲れたのでシニョーリア広場のグッチのカフェへ。
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ゆったりとした空間でゆっくりカフェを味わえる場所でした。
比較的空いているのでおすすめです。

一人なので、早めにトラットリアへ。
piciというトスカーナの太い面が歯ごたえがあっておいしかったです。
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帰り道、ドゥーモに月がキレイでした。
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by alexcorgi | 2013-11-28 17:20 | | Comments(0)

中世の街Lucca(ルッカ)へ・・・16/11/2013.

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日常では美術鑑賞の習慣などない身の上・・・
ルネッサンス美術を見過ぎて、心も頭も目もいっぱいいっぱいだったので、
バスに乗って中世の街にショートトリップ。

ルッカはぐるりと城壁に囲まれた古い街です。

12,3世紀に建てられたグイジーニの塔なども現存する、
時が止まったかのような静かなところでした。

・・・・・が、今回もイタリアのバスの不親切さを思い出し、思い知ることに・・・。
何事も自己責任のお国柄・・・。

バスチケットを購入するときにわざわざ手に入れた時刻表では、
ルッカに着くのが9:15分、ルッカを出発するのが9:45分になっていたので、
勝手に大きなターミナルがあって停車するのだと思ってました・・・。

しかし、その30分はルッカとその周辺をぐるりと回る時間だったのです・・・。

案内板もなく、次の停留所の名前も言わないイタリアのバス・・・駅前に着いたので外を見たら・・
Stazioneと書いてありました・・・日本語に訳すと「駅」です。
・・・そんなの見れば分かる! どこの駅かが問題なのに・・。

とりあえず様子見でパスすると、城壁の内側へ・・・時間的にはまだ9時ですが、
これはもうルッカに着いたということ?

運転手さんに「ルッカですか?」と聞くとそうだと・・・。

急いで降りたものの、そこは街はずれ・・・インフォメーションまでは遠い道のり・・・。

しかたなく、4キロあるという城壁の上を散歩しながら内側の街を見て
本日のプランを練ることにしました。
急ぐ旅ではないし、この日のテーマは「のんびりお散歩」だったので・・・。

イタリアの古い街は城壁に囲まれていることが多いのですが、
ルッカのようにその上が広い遊歩道になっているところは初めてみます。

それもぐるりと一周城壁が残っているのはまれかと・・・。

土曜日ということもあり、ジョギングやお散歩をする人が目立ちます。
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こんな感じで初老の紳士がなにやら激論を交わしながら城壁の上をゆっくり歩いて、
秋の週末を楽しんでいるようでした。

街を一周してだいたいの感覚をつかんで、街中へ。
ひときわ目立つ、塔の上に木が生い茂ったユーモラスなグイジーニの塔。
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800年以上この場所に立っているのかと思うと、普通に上れることにすら感動です。

さっそく塔を目指して登ってみました。
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木々の向こうに古い街並みが広がっています。
この木自体は樹齢100年ほどらしいです・・・。

街並みは中世のころのままで、どっしりと落ち着いた家々や頑丈そうな門が・・。
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小さな路地を歩いていると、曲がり角から中世の人が現れても不思議じゃない雰囲気です。

だいたいの街の位置を頭に入れて・・・

ドゥーモと博物館を覗き。
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広場のメルカートを冷やかし・・。
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それぞれに個性的な教会を訪ねあるきました。
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時間が穏やかにゆっくりと流れる土曜日のルッカで、
すこしだけのんびりと過ごした一日。

こういう小さな街にもイタリアの魅力は溢れていました。
by alexcorgi | 2013-11-26 22:51 | | Comments(0)

フラ・アンジェリコを訪ねて…15/11/2013.

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今回のフィレンツェ滞在の一番の目的はサン・マルコ修道院ででフラ・アンジェリコの
「受胎告知」を見ることでした。

8時半からだというので、早めにホテルを出て徒歩で。
楽しみのあまりスキップ気味になる単純な私でした・・・。

オフシーズンの朝のため、比較的空いていて、回廊から美術館までじっくりと味わうことができました。

階段の角を曲がると現れる「受胎告知」。

その清らかさ、可憐さ、透明な美しさ、凛とした上品な佇まいに心が洗われるようでした・・・・・。

フラ・アンジェリコ(イタリアの表記ではべアート・アンジェリコでした)は、ドメニコ会の修道士で
本名をグイード・ディ・ピエトロといいます。

その天使のような性格から「フラ(修道士)アンジェリコ(天使のような)」「ベアート(福者)アンジェリコ」と呼ばれていたとされています。

大好きなアントニオ・タブッキの小説にも
「ベアト・アンジェリコの翼あるもの」という彼を題材にした本があります。

なぜか今までタイミングが悪く見られなかったこの一枚。
それを見るだけでもよかったと思えるくらい・・心に染み入るように印象に残りました・・・・。

そのあとはアカデミア美術館でミケランジェロのダビデ像の本物を鑑賞。

全身の筋肉、浮かんだ血管…そのリアルで迫力あるさまにいつもながら思うこと・・・
「昔のイタリア人は本当に天才、昔のね・・・」。

ローマ時代からルネッサンスまで……
イタリア人の美に対する意識はほかの追随を許さない独自の進化を遂げていると思います、
素人からみても・・・。

今のイタリア人は・・・・深くは考えまい・・・。
・・・今も美意識は高いと思います。ほかの意識がちょっとなだけで・・・。

ルネッサンスに深く心をえぐられ、鑑賞疲れをしたので昼食を。
ここのフォカッチャ、美味しかったです!
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中央市場の近くの「Bondi」。
イタリア在住日本人の方のサイトで紹介されていたと教えてもらいました。

カウンターでフォカッチャを注文して、中身は目の前の具材から選びます。
ホウレンソウとチーズにしてみましたが、もうひとつ食べたくなるくらい素晴らしいできでした。

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食後は中央市場を散策。
ありとあらゆる食材が揃ったフィレンツェの台所では、
新鮮な食材をつかったランチも食べることができます。

さらにメディチのメディチ・リッカルディ宮へ。
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大広間が普通にコンベンションホールとして使われていました。
500年前のフレスコ画の下で会議・・・・ちょっと考えられない光景です。
イタリアの意外な底力は、こんなところからでてくるのでしょうか?


ここの一番の見どころは、2階にある小さな礼拝堂です。
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(こちらはフリー画像より)
壁の三方を埋め尽くしたフレスコ画は、べノッツォ・ゴッツォ―リという画家の手によるもの。
中央の馬にのった美青年がロレンツォ・メディチだと言われています。
(本当はかなり残念な容姿だったという説もありますが・・・)

この人、若き日のパオロ・マルディーニに似ておりました。

精力的に(足早に)ルネッサンス時代の息吹を感じようと、つぎはヴェッキオ宮殿、
さらにはアヌンチアータ教会へ。
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街のどこにいても、ドゥオーモのクーポラがお目見えしてフィレンツェ気分を盛り上げます。

今回の滞在はほとんどショッピングをしていない物欲大王の私。
ちょっとお買い物でも・・・と、1561年創業の教会の薬局サンティッシマ・アヌンツィアータ薬局へ。
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ここでお買い物熱に火が付いたのか・・・そのまま『イル・ビゾンテ』の本店にも・・・。
写真はありませんが、買いましたとも・・・。

さらに昨日とは別の紙屋さん「 Alberto Cozzi」へ。
1908年創業の老舗のようです。
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こちらのシニョーラはとても気さくで、選んでいる物をさっと横目で見て
同じ種類の違う商品を紹介してくれるなどさりげない気遣いもしてくれました。

奥には紙の工房もあり、日本人の方も働いているようでした。

勢いでサンタマリアノヴェッラ薬局にも。
ナターレ(クリスマス)の飾りが施された店内はかなり重厚な感じでした。
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ここでもちょっとお買い物。

紙袋をいくつも下げる、いつもの私に戻ってます・・・・。

夜の街は相変わらず素敵でした。
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*********************
サン・マルコ美術館
アカデミア美術館
 
bondi フォカッチャ

メルカート

メディチ・リッカルディ宮殿

ヴェッキオ宮殿

アヌンチアータ教会
サンティッシマアヌンチアータ薬局

イルビゾンテ
cozzi
サンタマリアノヴェッラ
by alexcorgi | 2013-11-25 23:26 | | Comments(0)

ウフィッツィ~ブランカッチ礼拝堂など・・・14/11/2013.

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前日のショーペロ(スト)はこの日は解消されていたので、
無事ウフィッツィに。
写真はウフィッツィの回廊から眺めたポンテ・ヴェッキオです。

何度訪れても新たな感動が味わえるルネッサンスの殿堂です。
ボッティチェッリ、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、リッピ、マザッチョ、チマブーエ…は
もちろんですが、ここでも大好きなカラヴァッジョを一番堪能。

ボッティチェッリの華麗さ、ラファエッロの優美さ、ダ・ヴィンチの品格、ミケランジェロのダイナミズム、
カラヴァッジョの情念・・・・いろいろ感じすぎていっぱいいっぱい状態です002.gif

さまざまな絵をもう一度見たくなり、行きつ戻りつしながら4時間あまり・・・
それでも時間が足りないくらいでした。

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お次は、メディチ家礼拝堂とサン・ロレンツォ教会。
礼拝堂は落ち目になったメディチの起死回生の代物らしく、ちょっとけばけばしいまでの豪華さでした・・。
私としては静かな回廊でほっと一息、という方が落ち着く感じでした・・。

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駅の近くのサンタマリアノヴェッラでマザッチョの三位一体などをゆっくり味わったあとは・・・。

お目当てのサンタ・マリア・デル・カルミネ教会へ。
ここのブランカッチ礼拝堂にあるフレスコ画を見るためです。
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普段は要予約らしいのですが、オフシーズンだけあってそのままは入れました。

ヴェネツィアで友人が言っていたのですが、11月はオフシーズンのため、
いろいろとゆっくり見られていいそうです。

祭壇を挟んで左右と正面に描かれたこのフレスコ画は、
マザッチョ、マゾリーニ、フィリッピーノ・リッピという
ルネッサンス一級の画家たちの競演です。

ウフィッツィでも思ったのですが500年も前の絵をこうして瑞々しい状態で見られることに本当に感謝です。
修復の技術が素晴らしいのでしょうね・・・。

他に見る人もなく一人だったので、1時間くらいボーっと見つめてしまいました。

幸せな気分になった後は、幸せなジェラート。
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イチゴ味とパラディーゾ(パラダイス)という名前のフルーツのミックス、フレッシュで美味でした。

お散歩は続き・・・・街をそぞろ歩いて見つけた紙屋さん「PARIONE」。
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日本のガイドブックにも掲載されていて、1週間あれば名刺を作ってくれるそう。

革表紙のノートなどいろいろ購入して、写真の紳士とちょっと立ち話・・・。

「どこのご出身ですか?」
「東京です」
「奈良というのは近いのですか?」
「奈良は…京都の近くです。東京との距離でいうと・・・
フィレンツェとナポリくらい(すみません、いい加減に言いました)・・」
「(名刺をみせながら)奈良の人の名刺なんですよ」
「・・・・(思いっきりの情報漏えいありがとうございます)・・・・そうなんですね・・素敵ですね」
「日本の方名刺を時々作っています」
「時間があったら私もお願いしたかったです」

お買い物イタリア語なら、けっこういけるけれど、相手が「しゃべれるんだ」と勘違いして
普通にしゃべりだすとフリーズしてしまう私でした・・・ほんと、イタリア語再学習しないとなと
この旅で何度思ったことか・・・。

夜はまたしても待ち合わせをして、Mansiarinoという店へ。
素朴な味わいで美味しかったです。
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**************
ウフィッツィ美術館

メディチ家礼拝堂
サン・ロレンツォ教会

サンタマリアノヴェッラ教会

サンタマリアデルカルミネ教会
Capella di Brancacci

サントスピリト教会

サンタ・トリニタ教会

Mansiarino
Via dello Studio,5/r
50122 FRENZE
Tel:055216208
by alexcorgi | 2013-11-25 18:33 | | Comments(0)

ピッティ宮を味わう・・・13/11/2013.

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お天気にも恵まれてピッティ宮からフィレンツェの旅をスタートさせました。

ピッティ宮は、7つの美術館とボーボリ公園などからなる元はフィレンツェの商人ピッティの館です。
のちにメディチが買い取り現在のような形になったと書かれていました。

まずはラファエッロの聖母子があることで有名なパラティーナ美術館へ。
元々が巨大な宮殿であるためか絵を見るにはちょっとむかないサイズなような・・・。

しかし、ラファエッロやリッピ、ティチアーノの絵が、他と一緒に無造作に飾られているさまに
「フィレンツェってやはりすごい」と妙な感動を・・・。

じっくり味わった後は後ろに控えるボーボリ公園へ。

ここはチケットが違ってまた別のチケを購入しました。
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あまり時間を気にせずにゆっくりと園内を散策。

小さな水飲みの一つ、雨を流す通路ひとつにもきちんと細工がほどこされていました。

ここがメイン? 中央噴水広場的なところです。
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この後は銀揮発物館に。
銀製品、宝石のコレクションにメディチの富の壮大さを思いめまいです・・。

行きたかったかルミネ教会は水曜日はお休みということで、
急きょサンタクローチェ教会に。
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夕陽に染まるファザード。

ミケランジェロ広場まで歩いて、夕景を楽しみました。
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いつみても思うのですが、ドゥオーモのクーポラの大きさは遠近感を失わせると・・・。

建物の比率にしたら、大き過ぎてアンバランスな気がしてしまいます・・・・。
なぜか心ににひっかかるところです・・・。
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夜のフィレンツェも宝石箱のようでまた素敵でした。

夜は駅の近くのil Vinainoで。
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前菜の野菜のグリルはフィレンツェの定番なのだとか。

ドルチェのレモンのシャーベットが美味でした。

:::::::::::::
ピッティ宮

 パラティナ美術館
 ボーボリ庭園

pranzo
銀器博物館

サンタクローチェ教会
ミケランジェロ広場


il Vinaino
Via Palazzuolo, 124
Firenze
tel: 055292287
by alexcorgi | 2013-11-24 23:14 | | Comments(0)

フィレンツェ着・・・12/11/2013.

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まだ日のあるうちに到着したので、さっそく街歩き。

久しぶりに見るドゥオーモ。

相変わらず華麗な姿でした。

白とピンクとグリーンの大理石をたくみに使い、豪華な装飾を作り上げたファザードは、
色使いは優しいのにやはり圧倒的な豪華さと存在感でした。

どれだけの熱量をもってこの建物を作り上げたのか・・・
なんて考えながらしばらく上を見上げてしまいました・・。

フィレンツェは4度目ですが、過去3回はいずれもボローニャからの日帰り。
こちらも長期滞在は初めてで夜の顔を味わおうと街を散策。

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シニョーリア広場を抜けて、ウフィッツィへ。


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ポンテ・ヴェッキオへという王道コース。
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次第に日が落ちるのと反比例して、街の姿がくっきりと浮かび上がるようでした。

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石畳の道と建物、アンバーのライトが、イタリアに戻ったという懐かしい気持ちに火を点けます。


ヴェネツィアは車はもちろん自転車さえ走っていなかったので、
フィレンツェを縦横無尽に走る自転車に現実世界に戻ったようでした。
by alexcorgi | 2013-11-24 21:42 | | Comments(0)

ヴェネツィア最終日・・・12/11/2013.

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5泊6日のヴェネツィア滞在もいよいよ最終日。

朝から雲一つない青空が広がる絶好のお散歩日和でした。

さすがに地形、ヴァポレットの路線などもたいていのことは理解でき、
スイスイと街歩きができるようになりました。

最後のお別れ…と考えたときに、やはり王道のカナルグランデを渡り、
対岸のサン・ジョルジョからの景色をもう一度見たいと思った思いっきりのお登りさんです。

ヴァポレット1番の各駅停車の一番後ろのテラスに陣取り、風と景色を思いっきり楽しみました。

眩いばかりの陽に建物がくっきりと浮かび上がり・・。
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空と運河と建物が美しいコントラストを描く様にうっとり・・・。

カナルグランデの出口、サルーテ教会の当り、
海へとつながる景色のダイナミックさは何度見ても素敵でした。
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曇りの日の幻想的な風景もいいですが、
こういうぱきっとした景色はまるで夏のよう。

まさに、サン・マルティーノの夏ですね。

サン・マルコ広場で下りて、散策。
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青空に映える塔が美しいこと・・・。

ドゥカーレ宮も輝きをましていました。
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ヴァポレットでサン・ジョルジョへ・・・。
今回も塔に登り下を見ると・・・。
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対岸にサンマルコ広場がその存在を鮮やかに主張し、
遠くを見ると、ヴェネツィアが島なのだと今更ながらに思わされました、またしても。
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カーニヴァルのお面。
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囚人がここを渡ると、一生戻ってこれなかったというため息の橋。
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リアルト橋。
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そして小さな運河たち・・。
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街の至る所が、忘れがたい美しい一枚の絵のように存在していたヴェネツィアでした。

アクアアルタ(高潮)という街が水浸しになる危険性のある季節だったのですが、
それもなく大変恵まれたヴェネツィアだったような。

が、トリエステには行けずじまい、ヴェネツィアでもやり残したこと多々・・・ってことで
近いうちにまた戻って来たい、そう思わせるヴェネツィアでした。

ということで、14時20分のfreccia argentoで一路フィレンツェへ。
by alexcorgi | 2013-11-24 02:05 | | Comments(0)

モザイク工房見学とサン・マルティーノの日・・・11/11/2013.

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ヴェネツィアで宿泊していたB&B「オルソーニ」は、モザイクの工房が併設されていました。

朝9時の見学を・・・。

火が入った窯からガラスが出され、職人さんたちが色の調整を行い、
さらにできあがった色とりどりのガラス[400種類以上あるそうです)を女性たちがカットしていました。

オルソーニはこんな感じ・・。
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ヴェネツィアには珍しく中にはには木が生い茂り、テラスは空と緑に彩られた素敵な場所でした。
ロビーと部屋にはモザイクの装飾が施され、モダンな空間を演出。

スタッフもみなフレンドリーで細やかな気遣いをしてくれる良いところでした。016.gif
駅からそう遠くないのもスーツケース持ちの旅行者にはうれしいポイントでした。


そして街では・・・。
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子供たちがお鍋やその蓋を木べらで叩きながら,
「サン・マルティーノ~♪」と歌って行進していました。

11月11日は聖人サン・マルティーノが埋葬された日であり、「サン・マルティーノ」の日と言われています。

この日はヴェネツィアでは、子供たちが行進しながら商店やバールを周り
小銭やお菓子をもらうのです。
イタリアの子供たち、にぎやかでかわいかったです。

そして、このサン・マルティーノの日の周辺の暖かい日をイタリアでは、
Estate di San martino/エスターテ・ディ・サン・マルティーノ=サン・マルティーノの夏、
と呼ぶそう。

秋の終わりに急に夏のように暖かな日が続く時期なのだとマイケルが教えてくれました。

「インデアン・サマーみたいなもの?」と尋ねると「その通り」と。

お礼に日本では「小春日和」と呼ばれていることを教えました。

春のようだという日本と、夏のようだというイタリア(そして英語圏)・・・
その表現の強弱に国民性を思ったりしました。

ちなみにサン・マルティーノの日には、こんなお菓子を食べるそうです。
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馬に乗ったサン・マルティーノのクッキーにアイシングがされたもの。

街のパティスチェリアのウインドウはこの時期このお菓子に占領されていました。

ちなみになぜ馬に乗っているかというと・・・以下マイケルの説明を基に・・・・。

「ローマ軍の戦士だったマルティーノは、進軍中に物乞いに出会ったけれど、
与えるものを持ち合わせていなかったそう。

そこで彼はその物乞いが少しでも温かく過ごせるように、
騎乗で剣を抜いて自分のマントを二つに切り裂き物乞いに与えたのだとか。

その夜、夢に引き裂かれたマントを着たイエス・キリストが現れ
マルティーノは聖職者になり、のちに聖人になった」

というお話らしいです。

ですから馬に乗っているのですね。

「ハロウィンなんかよりずっと古い風習だ!」とサン・マルティーノついて熱く語ったマイケルでした・・・。
by alexcorgi | 2013-11-23 18:09 | | Comments(0)